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アイロンがけ・たたみ方・収納術
アイロンがけをはじめ、洗濯物をたたんできれいに収納するのは、苦手という人も多いかもしれません。アイロンがけの基本や、たたみ方や収納のノウハウをご紹介します。
アイロンがけ

上手にかけられない、面倒くさいなど理由から嫌いな家事ランキングでは常に上位に入るアイロンがけ。アイロンがけ基本を理解して、コツをつかめば洗濯物をきれいに仕上げることができます。
準備するもの
アイロンをかける前の準備として、アイロン、脚付きアイロン台、霧吹き、あて布、スムーザー、アイロン用キーピングなどを用意します。ほかに、「うま」と呼ばれる小さなアイロン台や、バスタオル、アイロン用ミトンなどがあると便利です。
温度設定
絵表示を確認し、アイロンの設定温度やあて布が必要かどうか確認しましょう。
- 高温
- アイロンは210℃を限度とし、高い温度(180~210℃)でかけると良い。適している素材は、綿、麻です。
- 中温
- アイロンは160℃を限度とし、中程度の温度(140~160℃)でかけると良い。適している素材は、毛、絹、ナイロン、ポリエステル、キュプラ、レーヨンです。
- 低温
- アイロンは120℃を限度とし、低い温度(80~120℃)でかけると良い。適している素材は、アクリル、ポリウレタン、アセテート
- あて布
- アイロンマークの下に波線があるときは、あて布をしてアイロンをかけます。
- 不可
- アイロンマークに×印があるときは、アイロンがけはできません。
スチーム/ドライ
衣類の素材や目的に合わせて、スチームとドライをうまく使い分けましょう。スチームは、ウール素材やふわっとしたセーターなど毛足の長い衣類に使用します。ドライは、ポリエステルなどの化学繊維、絹や綿、麻などの衣類に使用します。綿や麻には、霧吹きやスムーザーを使用します。
アイロンがけのコツ
アイロンだけの基本動作は、「すべらす」「押さえる」「浮かせる」です。身ごろなどの広い面積には、アイロンを軽くすべらせます。ワイシャツの襟やカフス、スラックスなどの折り目をきっちりつけたい場合は、軽く押さえるようにアイロンをかけます。また、セーターや毛足の長い衣類には、アイロンを浮かせてスチームをかけます。
たたみ方
吊るして収納したほうがシワや型くずれしないスーツやワンピースなど以外は、たたみます。衣類のたたみ方は、収納と関係があります。たたみ方のコツをご紹介します。
たたみ方のコツ
収納ボックスのサイズに合わせてたたむことが大切です。収納ボックスの内側のサイズを厚紙などで作り、その厚紙を包むようにたたむと良いでしょう。
収納術
衣類の収納術の基本は、どこに何があるか一目瞭然であることです。それぞれの衣類はどこに収納するか決め、所定の収納スペース、収納ボックスに片付ける習慣を身につけましょう。
立てて収納する
衣類を重ねて収納すると、下の服を取り出すときに、ほかの服が崩れたり、活用する機会が減ることがあります。衣類は立てて収納するとたくさん収納でき、引き出した際にひと目で確認できるメリットがあります。ブックエンドで仕切ったり、箱を使って種類を分けると見た目もスッキリします。