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様々な焼き方や調理器具を覚えよう/ホームメイト
サラダや漬物など、火を使わないで作れる料理もたくさんありますが、焼き物は料理の基本です。食材を焼くための調理器具や、焼き方の種類をご紹介します。
焼くための調理器具

家庭にある焼くための調理器具は、主に3つです。それぞれの特徴や使い方をつかんでおくと良いでしょう。
- フライパン
- 鉄製のフライパンは高温調理ができるのが魅力です。火を付けて熱し、煙がでるくらいになってから油を入れます。フッ素加工のフライパンは、熱し過ぎると加工が長持ちしません。少量の油でも焦げ付かないので、ヘルシーです。
- グリル・焼き網
- グリルや焼き網は、温めてから素材をのせます。少量の油をぬるとくっつき防止になります。最近では、グリル専用のフライパンや器も多く、オーブン代わりに使うこともできます。
- オーブン、トースター
- 低温でじっくり焼きたい料理や、高い温度で焦げ目を付けたい料理に最適です。焦げ目が先についた場合は、アルミホイルを上にかぶせて調節します。
焼き方の種類

焼きものには、食材に直接火が当たる直接焼きと、フライパンのような調理器具を使ったり、アルミホイルで包んで焼く間接焼きがあります。また、様々な調理法や味付け方法があります。
- 素焼き
- 味を付けずに焼くことです。野菜を素焼きにしてオリーブオイルをたらしたり、アーモンドやナッツ類をオーブンで素焼き(ロースト)して、食感と香りを良くさせます。
- 塩焼き
- 塩を振ってからグリルで焼くことです。肉や魚など、塩をふることで臭みが抜けて水分が出るので、うまみがギュッと凝縮します。
- 照り焼き
- 醤油、酒、みりんベースのタレを調理用のハケなどで付けながら焼きます。ブリの照り焼きや鶏の照り焼きなど、表面に「照り」が出るのが特徴です。
- かば焼き
- うなぎ、ハモ、ドジョウなどに。関東では蒸してから串にさし、タレを付けながら焼きます。関西では蒸さずに焼きます。本来は串に刺したものをかば焼きといいますが、イワシや秋刀魚など、かば焼きのタレで焼いたものも含まれるようになりました。
- 味噌焼き
- 味噌ベースの調味液に数時間から数日間漬けてから焼く料理です。味噌は焦げやすいのでキッチンペーパーでふきとってから焼きます。西京焼き、豚肉の味噌焼きなどがあります。
- ホイル焼き
- アルミホイルで素材を包んで焼く調理法です。鮭のホイル焼き(味噌味)、きのこのホイル焼き(バター醤油味)、白身魚のホイル焼き(レモンを絞る)など。焦げ付きを避けるため、肉や魚の下に野菜を敷いて焼くと良いでしょう。
- ムニエル
- もともとはフランスの魚の調理法です。素材に塩コショウなどで下味を付けたあと、小麦粉をまぶし、バターと油で焼いた料理。レモンソース、タルタルソース、バター醤油ソースなどで頂きます。舌平目、タラ、鮭のような白身魚が向いています。
- ソテー
- フライパンにバター、油をひき、肉や魚を焼く調理法です。味付けは塩コショウが一般的です。高温で外側をカリッとさせます。